このレビューはネタバレを含みます
昭和ゴジラ最期の作品。
監督も前作の福田純さんから本多猪四郎さんに代わり、演出もガラリ。
カメラワークや火薬の使い方を変えたのか、とても迫力があった。
まず、人間パートがやけに充実していた。
人間とサイボーグの切ない物語に様々な思惑が交差してこれまでに無い深さのストーリーになっていた。
メカゴジラは2号機となり、若干フォルムにメカ感が増したように感じられた。
チタノザウルスの街の壊し方はラドンの下位互換のような、尻尾で起こす暴風だったのは少し笑った。
珍しい日本の在来種なのではと思ったり。
人間の身勝手に振り回され、最期には容赦無くゴジラに倒されたチタノザウルスが一番の被害者。
次からいよいよ平成ゴジラ。
僕は平成ゴジラのメガギラス辺りから見始めたので、それまでのビオランテやスペースゴジラ、デストロイアがとても楽しみ。