「名作へのオマージュに溢れるセルフリメイク作品」
1984年にディズニー時代のティム・バートンが制作した実写のフランケンウィニーを自らストップモーションアニメでリメイクした作品。
フランケンシュタインへのオマージュに溢れ、序盤の愛犬の死から復活、そしてB級モンスターパニック映画テイストになっていきます。
彼の作品に共通する異形のモノへの愛情が本作でも溢れてます。
キャラクターのちょっと不気味なクセのある独特さはティム・バードンらしさがあっていいですね。
あとはストップモーションにも関わらず愛犬スパーキーのイキイキとした犬の挙動の再現ぶりには驚かされます。
犬への愛情が成せる技なのかと思います。
怪獣映画好きも公言しているため日本のある怪獣映画へのオマージュもあって日本のファンにはニヤリとさせてくれます。
死んだ犬が蘇る話ですが暗さはなくどちかというコメディとして楽しめる作品です。