あさと

飛べ、ペンギンのあさとのレビュー・感想・評価

飛べ、ペンギン(2009年製作の映画)
2.8
教育ママ、会社の同調圧力、熟年夫婦の離婚危機など生活感のあるシチュエーションを題材に、現代社会の息苦しさを描く4篇のオムニバス映画。

これはその昔、大学で韓国についての講義を受けているときの講義中に見せてもらったんだけど、登場人物に嫌味な人が多くて鑑賞後あまり韓国人に対していい印象は持てなかったな。自分より立場が下の人間に対して挑発するようなことを言って相手は言い返せない、みたいなシーンが割とあってげんなりした。まあそれも生きてく上では割とあることかもしれないけど。

役者でいうとoasisという映画で脳性マヒの女性を演じて見る者の度肝を抜いたムン・ソリが冷徹な教育ママという真逆な役をしていたのが印象的だった。面白くはなかったけど、じわじわ考えさせられる映画ではありました。
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