キミシマユウキ

ジュラシック・パーク IIIのキミシマユウキのレビュー・感想・評価

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)
3.4
例の事件の当事者であるアラン博士はとある富豪の夫婦に高い報酬で雇われ、再び恐竜たちのもとへ赴くことになる・・・

恐竜アドベンチャー大作「ジュラシック・パーク」シリーズの第三弾!!スピルバーグ監督が前作の失敗でビビって監督は違う人に!!
明日公開の新作に向けてリピート鑑賞!
(前回のレビューにイイネ!してくださった方申し訳ありません書き直しました。)


久しぶりに見て思ったのは
「規模小さくなっちゃったよ!!」(さま~ず三村風)
ということ。一作目では巨大パーク建設のための事前調査、前作では新たなるパーク建設&妨害、と巨大なお金と人員が割かれていたプロジェクトの一端が見れた。しかし今作は迷子捜索をするだけ。島には戻るものもスケールが小さくなっているのだ!そのためか尺も今までで最短の90分弱と短くコンパクトにまとまっているという意味では良かった。
それでも前作のように”モンスターパニック系”で推すなら登場人物が少なすぎるし、一作目のように”ワクワクアドベンチャー系”で推すにはインパクトが足りなかった。
初めて見たとき恐竜好きとしての目線で驚いたのは、
【ティラノサウルス VS スピノサウルス】
の一戦。今まで散々登場人物を困らせてきたこのシリーズの代名詞であるT-REXを数十秒で倒してしまうスピノ先輩には恐怖した。しかも背びれあるし!!水陸両用だし!携帯鳴るし!強すぎるでしょう!!

主人公は彼が帰ってきた!
アラン博士役のサムニールは同じ役をもう一度やるのは初めてだったらしく相当この役におもいやりがあったことが伺える。
ただほかの脇役はパグ顔のウィリアムHメイシー以外特にパッとしないのもこの映画の印象を薄くする原因の一つだろう。

それでも恐竜好きとしては平均的に楽しめる作品にはなっていた!今回一番ニヤリとしたのは
アラン博士が前作主人公のイアン博士の本を批評する子供を見て嬉しそうにする場面(笑)
さぁ遂に明日は新作「ジュラシック・ワールド」の公開日!!
名作と名高い一作目を超えることができるのか!?(すでに興行収入的には超えてるが)
その目で確かめよう!!

恐竜好き、アドベンチャー・パニック映画好き、パグ顔のおじさん俳優が好きな人にはオススメの作品。