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その男 ヴァン・ダムのKKOのネタバレレビュー・内容・結末

その男 ヴァン・ダム(2008年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

想像していたどのパターンとも違ってた!
スーパーヒーローの痛快アクションではなく人間ドラマでありスターのパプリックイメージを使ったメタフィクションだった。好み。
虚構の中に現実みたいな虚構があり、そらにその中に現実らしきものもあるように思わせてしまう。
制作はベルギー、ルクセンブルク、フランスなんだ。アメリカ映画は基本「正義は勝つ」というイメージだけどこの映画は「俺って誰?」という映画。
途中に背景が変わって映画スターのインタビューのようなシーンになるところが好き。これフランス映画にありそう。
当時のヴァン・ダムの置かれている状況を詳しくは知らないので余計に混乱する。それもよし。

特に最後の2つの逮捕シーン(想像と現実)に感動。
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