よしおスタンダード

朱花(はねづ)の月のよしおスタンダードのレビュー・感想・評価

朱花(はねづ)の月(2011年製作の映画)
2.5
No.3416

『てっちゃんが可哀そうすぎる』

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ただただこの監督の映画の作り方が、苦手。

俳優が、何か月も前から、その撮影地で生活しなきゃいけないんだったら、

現地の人に演じてもらえばいいじゃん、って単純に思っちゃう。

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大島葉子さんが『とにかく大変な1カ月だった。食事がのどを通らなかったほどで、点滴を5回受けた』と告白している通り、相当過酷な撮影だったようですが、

そういう過酷な撮影を強いる監督だったらなおさら、スタッフを殴ったり蹴ったりしちゃいけないし、演者を怒鳴り散らしちゃいけないし、

結果的に、その作品の品位を下げてるのは誰なのかと・・・。

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こういう役だから大島葉子さんの表情がひたすら暗いのか、

監督の要求が高く、5回も点滴打つほど撮影が過酷すぎたから、いつしか表情に反映されちゃったのか、もはやわからないくらい。

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メイキングを見ると、西川のりお氏が神社で「顔を覚えていないはずの」自分の父と会う、というシーンを演じさせられていて、

しかもこれは役に厚みを増すためにわざわざ用意した、『脚本にないシーン』だそうで、

そりゃ西川氏も戸惑うわw

見てるこっちまでわけがわからなくなってくる。

誰か解説してほしい。