アラジン

インファナル・アフェアIII 終極無間のアラジンのレビュー・感想・評価

3.6
第1作で殉職したマフィアに潜ってた潜入捜査官ヤンの生前の足取りと、生き延びた警察に潜ってる元マフィアであるラウのその後を描いた作品。

第1作の哀愁を引きずった展開。
ラウは自ら葬ったサム(マフィアのボス)の後釜となる事はなく、善人の警察官として生きていくため、自身へのヤン殺害疑惑も晴らしその他のマフィアからのモグラを駆除していくも…終わりなき無間地獄。
警察学校時代の同期となる保安部のエリート刑事ヨンが登場し対峙する。
ラウもヤンの過去を探る過程で精神科医のリー先生と関わり、次第に自身がヤンになったかの様な心理状態となり、ついに妄想まで、、、

奇妙な運命に翻弄された者達…『運命は人を変えるが、人は運命を変えられない』

この三部作の締め方、見事です。
<コメント欄にネタバレ記載しておきます!>
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