そういえばいつからかすっかり見た気になっていて放っておいたシリーズ。
いうても私は“E.T.後”の世界に生まれているわけで、その影響下にある作品が星の数ほどあることも知っていて、今更E.T.なんか見たってしょうがないじゃないとか高を括った状態で挑んだんですけど、まんまと号泣させられてしまいました。
スピルバーグとジョン・ウィリアムズのコンビは毎回殺す気かと思うぐらい映画を感動的に盛り上げてくれますね。自転車が浮き上がる場面なんてパロディ含めてそれこそ親の顔ぐらい見てますけど実際話の流れで見ると信じられないぐらい感動的で笑っちゃいましたよ。
親以外の大人の顔が最後まではっきりと映らずカメラも腰あたりまで目線の低い位置に置く徹底した子供視点の演出に心底驚いたし感動しましたよ。スピルバーグ、うま過ぎる。
誰も信じてくれないモヤモヤでストーリーを引っ張らないあたりかなり好みなバランスでしたよ。
やな奴だと思った奴らも最終的に手を貸してくれるのも最高だし、奇跡のような光景を目の当たりにしてみんな呆然と立ち尽くすところとかほんとにたまらなかったですね。心底嫌な奴が出てこない!MVPはエリオットの兄ちゃんでしょう。
ドリュー・バリモア、ちっちゃぁ。
そういえば、押し入れの人形の中にアナベル人形がいたような気がするんですけど、あれは一体どういう意図が……..