わたがし

E.T.のわたがしのレビュー・感想・評価

E.T.(1982年製作の映画)
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 小学生の頃よく観てた。前半の「宇宙人が地球の生活に順応するのしんどい」みたいなギャグはあんまり面白くないし今もこういう映画たくさんあるよなあとか思ってたんだけど、後半からだんだんテーマがくっきり浮かび上がってきて、クライマックスからラストにかけては涙で家が沈んだ。
 E.T.というのは子供の頃には誰もが持っていた感受性とか創造性の結晶。大人たちはそれを信じないし、信じられないからこそ目の当たりにした時は研究したくなる(そしてその研究は子供の目線から見ると排除にも見えるという)。それでも子供の純粋なイマジネーションというのは誰にも邪魔できない。空さえも自由に飛べるし、地球という惑星に収まることもない。どこまでも果てしなく無限大……!!!
 それでもイマジネーションだけでは生きていけないし……というところを最後にきっちり描く感じ、主人公の最後の決断、現実で生きていくという決意の顔。この頃からずっとスピルバーグはレディ・プレイヤー1のラストに生きてるんだなと再認識した。