2019年1発目のレビューは好きな映画にしたかったので本作品をピックアップ。
生涯ベストの1本であることはまちがいない。
しかし自称特殊効果&特殊メイクアップヲタな自分、超有名な本作品が大好きだと声を大にして言うのがちと小っ恥ずかしくもある、、
ストーリーは地球に取り残された異星人(E.T.)と少年の交流を描き、シンプルに見えて当時の社会問題や様々なメタファーをちりばめた極上の娯楽作品となっている。
好きなシーンや裏話は沢山あるが
有名作品のため映画ファンならもうメイキングなどで殆ど知っているだろう。
なのであまり知られてないだろう裏話をひとつ。知ってたらめんご。
まだ当時は特殊効果も光学効果が全盛の映画界、天才特殊メイクアーティストの一人であり私の心の師匠であるリック・ベイカー氏と同じく特殊造形などで活躍していたクレイグ・リアドン氏 (代表作はチャイルド・プレイシリーズやホラー系をメインに様々な映画に参加)がE.T.の塗装を担当した。
担当したはよいが試行錯誤してる内に色んな色が混ざってしまい後戻り出来ない状態に。
時間も押し迫っていて頭を抱えたリアドン氏、そこにスピルバーグ監督が進行を確認しに現れた。
冷汗もののリアドン氏。
だが色のついたE.T.を見た監督が一言。
「うん、いいね。」
こうしてE.T.はあの色合いとなった。
いま無性に再鑑賞したい作品。
