ぴのした

E.T.のぴのしたのレビュー・感想・評価

E.T.(1982年製作の映画)
3.8
ちゃんと見るの初めて!大筋は誰でも知っているが、後半にかけての盛り上がりが良かった!

E.T.の登場シーンがほとんど暗い場面なのが印象的だった。暗闇と逆光をうまく使って見る側の想像力で技術を補うというか、明るい場所ならちゃっちく見えるセットを、暗い場所で使うことでリアルに見せている。ジュラシックパーク1の冒頭もそうだった。

個人的に好きだったのはE.T.が復活してめっちゃ喋りだすシーン笑。

2度目の空を飛ぶシーンであのメインテーマがかかるのはわかっていても感動してしまう。カーチェイス?の場面の盛り立てる音楽もそうだし、ジョンウィリアムズが相変わらずいい仕事しすぎ。

そういえばE.T.の名前はエリオットとかかっているのか。

大人たちの描かれ方も絶妙で良かった。子供に理解を示さない敵役としてバッサリ描かれるのではなく、E.T.を懸命に治療する人たちの姿や、女手一つで3人を育てるお母さんの描かれ方はとても素直で、同情的にさえ感じた。