トーテムポール

サラエボの花のトーテムポールのレビュー・感想・評価

サラエボの花(2006年製作の映画)
4.3
これまで観た紛争・戦争に関連したものの中でも強く印象に残る作品。

紛争の傷跡は戦いが終わった後もなお続く。
歴史の教科書やニュースで知った知識だけでは捉えきれない面も映像を通して少しは自分事にできたかもしれない。
島国の日本に生まれた戦後の自分には民族や文化などで争うこと自体、身近ではない。平和すぎるのかもしれない。
しかし、その幸せを当たり前に享受できる環境に感謝して生きていきたい。

ロシアによるウクライナへの侵攻が起きている今、もう一度観たい。
そして何ができるか、考えたい。行動したいと強く思う。