でしょうかな

裸の十九才のでしょうかなのレビュー・感想・評価

裸の十九才(1970年製作の映画)
3.5
集団就職で青森から東京に出てきた山田道夫は、職場に馴染めず辞めてしまう。そうしてフラフラしていて忍び込んだ米兵の家で、拳銃を手に入れる。

永山則夫をモチーフにした作品。彼や、彼の母の生い立ちを丁寧に描くことで、殺人者がいかに生まれるかを見せようとしたのだと思う。また、当時の社会や風俗が垣間見れて興味深い。
ただ、古い作品にありがちな、やけにしゃちほこばった喋り方や、時系列が分かりにくかったり、セックス描写が多かったりするのは、あまり好みでなかった。
でしょうかな

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