東宝怪獣作品の、ひとつの頂点。
炭鉱夫の斬殺事件から始まり、犯人は古代生物メガヌロンと判明。
討伐の為に、炭坑に入るが落盤に合い一人行方不明に。
のちに、発見され記憶喪失状態だったが、ひょんな事で記憶が復活。
その男が見たことを喋りだすが、途方もないことで、信じられない。
やがて、男の見たことが目の前に!
前半は、メガヌロンを軸に物語は進みますが、ラドン登場とともに一気に怪獣映画の大迫力に変わります。
F-86Fセイバー対ラドン
ラドンによる福岡市街地の蹂躙
自衛隊のミサイル攻撃
どれも、ミニチュアワークが素晴らし過ぎ!
なかでも、ラドンの衝撃波で壊される福岡の街なんて実写かと思うシーンも。それと吹き飛ばされるジープは、運転手まで捲き込まれるミニチュアが秀逸。
で、BGMも伊福部で間違いなし!
この作品、怪獣作品に欠かせない光学合成の光線武器が一切ありません。
全てクロマキーとか、ミニチュアで演出されてて、素晴らしい迫力を産み出してます。