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ドライヴのデイのレビュー・感想・評価

ドライヴ(2011年製作の映画)
4.0
まだ、先週に観たLA LA LAND熱が覚め(冷め)やらぬ!!

映画館でポカーンとしちゃた映画をきちんとおうちで観直したよ?シリーズ第二弾!!☆
アーンド(&、and)ゴズリン×LA第二弾!!☆

映画館に観に行った時はまだ映画にそーんなに詳しく無くて、ライアンゴズリングもキャリーマリガンも知らなかったなーぁ。な、あの頃〜あの頃〜。

この映画のレフン監督がカンヌで監督賞を獲得した。
予告を観て良さそう!!と思って、映画館に足を運びました。

その時は、ポカーンとして
で?
え?
だから?で?
って思っていました。

しかも、ストーリーを間違えて記憶していたし(^_^;)…。



この映画、
"カッコ良くて良作☆"

"ダサい…ダサ…ダサ過ぎる…。"
が紙一重…どころか薄皮一重のような気もしました。

凄いカーチェイスやアクションがある訳でも無いし…。

でも、今回、観直したらば
"So Coooool!!"な映画だと思いました☆
ゴズリン効果かな?(^_^;)。

役名の無いドライバーのゴズリン。
彼の素性を冒頭でガー!!っと見せてしまう映画の造り。

昼間は車の整備工と映画のカースタントマンとして仕事をし、夜は"逃し屋"の仕事を。

タバコを吸っているかと思ったら、"爪楊枝"を口に咥えているのでした。

そのドライブテクニック!!

LAの夜の空撮からの通りへのカメラのターン。
運転してるゴズリンの横顔と音楽。

まさに深夜に観るには持って来い!!な映画でした。

アパートの同じフロアに住むキャリーマリガン演じる人妻アイリーンとの出会い。

クールなドライバーがアイリーンの幼い子供のベニシオくんに見せる優しい瞳。

ちょっとした表情を変えて、仕事の顔、優しさ、危険察知の時、凶暴さetc…を演じ分けられるゴズリンの表情での演技☆◎

夫がムショに入っているから、アイリーンもなかなかの戸惑い…。
泣きそうな顔になんとか作る笑顔が可愛いかった。
ブロンドの短い髪を耳にかかける仕草。

やっとやっと、運転するゴズリンの手に触れるアイリーン。

アイリーンの夫スタンダードがムショから戻って来て、アイリーンの部屋では"スタンダード、ムショからお帰りなさい"パーティーを開いていて、
そのパーティーに疲れちゃった…って部屋の外の廊下に座るアイリーンとドライバーゴズリンのシーンも好きだったなー。

愛する女の夫を何故なのか?!助けようとするドライバーゴズリン…。これも愛ゆえ?

でも、そこからヤバい事になってしまい…。

エレベーターの中でのドライバーゴズリンとアイリーンのキスシーンが、んっもう!!んっもう!!素敵で!!
殺し屋と一緒にアパートのエレベーターに乗り合わせてしまった。
殺し屋のスーツのジャケットから銃を見つけたゴズリンがそっとアイリーンをエレベーターの奥の隅に追いやり…からのキス。
スローモーション…
からのー!!殺し屋を殴り、そして殺し屋の顔が潰れるまで踏み続けるゴズリンの狂気…ひえーえーひょえー(°_°)…。

ちと、たくさんのオッさんが出て来て
ドライバーゴズリンの雇い主である足の悪いシャノン…。
と、シャノンと昔から顔馴染みの悪のオッさんバーニー。←悪のキーマン。
とチンピラのクックとゴズリンの銃で撃たれた傷を治療してくれた闇医者の人の区別が難しかったです…。
と、顔のインパクトが凄いニーノ。

バーニーと中華レストランで会食をしながらのラスト…お話の結末に繋げるシーンもお見事☆

まあ、ラストはゴズリンお得意?のヤツなんだけれどもね…。幸せじゃないほうの…。


深夜に観たのもあって、ちょっと残虐なシーンもあれど、夜のLAに溶け込むような映画の造り。音楽。
そして、エンドロール(パッケージ写真も含め)の文字の紫色とフォントとかも好きだなー。

でも、本当に一歩間違える(?)とクサ過ぎ!!な映画にもなりうる映画でした。

追記
サソリの汚れたジャンパーとボタン付きのTシャツのゴズリン…そんなところもカッコ良かった☆



以下余談
「ラースと、その彼女」を観て…
え?主役の人…ライアンゴズリング?!!
えー?!!ドライヴの人?ビックリー!!ってなったのがゴズリンを知ったキッカケでした。
カメレオンアクター過ぎる!!


んで、レフン監督作でゴズリン主演の「オンリーゴッド」は途中挫折しました…(-_-)…。

ゴズリンの映画、コンプリートしようとしても中々出来ないのでありました。




と、今年は昔観たけど、忘れちゃったー、とかレビュー書いて無い映画をまた改めて観て書いてゆけたらなー。と今のところは思っています。
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