ネオンデーモン観に行くため、慌ててレンタル。
映像、音楽、ストーリーと文句なしの仕上がり。なんというか、色んな点においてtoo muchになってないところが良かった。
それにしても、多くを語らない男って、どうしてこんなにもクールで惹かれるのかしら。
ライアンゴズリング、好きになった。
正直、主人公が事件に巻き込まれていく始めの方は、おいおい、そんな危険な目にあってまで…もう関わんなきゃいいのに…とか、思っちゃったけど、最後の電話のシーンの一言で、なんか色々腑に落ちた。あの一言が全て。
本人の中に潜む暴力性と、この誰よりも深い愛が生んだ、切なくて、痛くて、だけども美しいお話。
グロシーン苦手なので、ひーっと目を覆いたくなるシーン多々あったけど、よくよく考えると、あれがもしなかったら、きっとこの映画はただのクールなお洒落映画程度に認識されていたかも。
いやいや、俺は生ぬるいことしたくないんで、というレフンの強い意志が感じられる。
完成度高めの作品。