初のレフン監督作品!
なんとも独特な雰囲気のある
不思議な映画でした。
"静"と"動"の極端なまでの切り返し!!
静(外)と動(内)の共存!!
静寂の中、ふあぁ〜んといい雰囲気に包まれているかと思ったら、いきなりのバイオレンンス!それもなかなかの残酷描写をしっかりと見せる!寡黙な優男だと思ったら突如内なる本能を表出させる!
見事"静"と"動"を演じ分けた主人公のライアン・ゴズリングが素晴らしい!!
彼をドライバー役に起用したのが良かった!今のところ寡黙な役をやらせたら彼の右に出るものはいませんもんね。多くを語らずとも、観客に訴えかけるあの表情、仕草。それだけで観る者は"何かしら"を察することができる。彼の演技大好きです!
最小限のセリフの中で男女の恋愛を
あれほど美しく描く監督の手腕に拍手👏
映像の持つ本来の役割みたいなものに
改めて気づかされたりもしました!
ぺちゃくちゃ喋んなくても、しっかりと人間模様を描ける、映画として成立させれるということを彼は証明しましたね!
言葉なんて不要。
見つめ合う、ただそれだけでいい。
そういうことなんだと思います…