鍋レモン

ドライヴの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ドライヴ(2011年製作の映画)
2.6
⚪概要とあらすじ
スタントマンと逃がし屋の二つの顔を持つドライバーの姿をクールに描き、欧米の評論家の称賛を浴びたクライム・サスペンス。

天才的なドライブテクを武器に、昼は映画のカースタント、夜は強盗逃し専門の運転手をしているドライバー(ライアン・ゴズリング)。ドライバーはアイリーン(キャリー・マリガン)にひそかに思いを寄せていたが、彼女には服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ある日、服役から戻ってきたスタンダードがガレージで血まみれで倒れている姿をドライバーが目撃し...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“疾走する純愛-”

「こう言った “デラックスなガブリエルは?”って」

⚪感想
ジャケットとあらすじから勝手にネオン街を走行しまくる『トランスポーター』的な作品かと思いきや『容疑者Xの献身』のスタイリッシュ海外バージョン的な作品だった。

昼はスタントマン、夜は強盗を逃がす仕事をしている主人公。そんな孤独な男にある女性が現れ恋に落ちる。
愛のために危険を犯しても突き進んでいくんだけど恋に落ちる過程があまり感じられず「そうなんだー」みたいに軽く感じてしまった。

カーアクションとバイオレンスのシーンはかなり緊迫していてスピード感と迫力がある。
逆に他はとにかくゆっくりで少し飽きる。

間が個人的に好みではない。

唐突に物語が展開されるから共感があまりない。

エレベーターでのシーンの光の当たり具合と展開される2つの出来事が痺れる。

ライアン・ゴズリング演じるドライバーは最低限喋らずクールさが感じられていい。
ライアン・ゴズリングのどこか遠くを見つめる視線が好き。

映像の中の青色がとにかく冷たくて寂しくて深くて暗くて好きだった。

ジャケットやオープニング、エンディングのピンクの文字がお洒落。

ラストはこれで終わりなの?と感じる消化不良感。

バイオレンスなシーンはR-15+なだけあってリアルで好きだった。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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