ペンバートン

ドライヴのペンバートンのレビュー・感想・評価

ドライヴ(2011年製作の映画)
4.4
シンプルなストーリーながら、俳優陣の演技、画の力、音楽などが相まって非常に面白い。全体的に静謐でダークな雰囲気ではあるが、その静けさの中でエンジンや銃声などの効果音、血が出まくるバイオレンスなんかがコントラストになって際立っていて飽きない。

一番の見どころはやっぱりエレベーターのシーン。優しげな愛、激しい暴力に加えてどこか切なさの漂う空間は美しかった。ライアン・ゴズリングの背中が寡黙だけども強い感じがしてかっこいい。