人生の無駄遣い

ヴィレッジの人生の無駄遣いのレビュー・感想・評価

ヴィレッジ(2004年製作の映画)
3.5
限界集落が限界を迎える話。


村全体が一つの家族のように
争いや犯罪などが一切起こらない
平和な楽園のような村人たち。

しかしその村には
決して破ってはいけない掟があった。

1つ、森に入らないこと
2つ、赤い色は不吉なのですぐに隠すこと
3つ、鐘がなったら避難すること


ある時、ケガをした恋人を救うために
主人公は掟を破る決意をする。

それは、村に秘められた真実が
姿を現すのであった…。


何か仕掛けないと気が済まない
シャマラン監督の作品ですが
本作は割とストレートにネタ明かしされます

意外性はそこまでありませんが
雰囲気はすごく丁寧に作ってあるので
楽しむことができました。


敢えてツッコむなら
盲目(人のオーラは見える)主人公が
「お前絶対に目、見えてるやろ」と
思わずにはいられないほど
森をスタスタ歩いたり
色々なことを柔軟に対応したりします。

あと、村の規模の割に
生活レベルが高すぎる。
たぶん100人いない村だけど
自給自足が確立してるし

ちゃんとした衣類
パンが焼けるほどの大規模な小麦栽培
↑無理じゃね?

でも薬がないの!?
↑薬ないの!?

まぁ、そんなところさえ忘れてしまえば
楽しめる作品だと思います。

あと、個人的には
これバッドエンドじゃね?と感じました。
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