Eyesworth

ヴィレッジのEyesworthのレビュー・感想・評価

ヴィレッジ(2004年製作の映画)
4.5
【獣の印】

M・ナイト・シャマラン監督×ブライス・ダラス・ハワード主演×ホアキン・フェニックスによるサスペンス・スリラー作品

〈あらすじ〉
1897年、ペンシルヴェニア州。外の世界から孤立した小さな村には奇妙な3つの掟が存在し、人々はそれを忠実に守ってきた。盲目の少女アイヴィーが掟を破って森に足を踏み入れることを許した父から、恐ろしい真実が語られる…。

〈所感〉
こういう閉塞的な村に纏わる掟系はやはり個人的に好みで無条件に惹かれてしまう。他には『ミッドサマー』『理想郷』などか。あと、『マンダレイ』は同じくブライス・ダラス・ハワードが主演なのですごく被ってしまう。この時の彼女のビジュアルが絶頂ですごく好き。盲目のアイヴィーが村の見えない脅威と対峙するプロットにセンスを感じた。トリックの種明かしはあ〜なるほど、、とちょっと個人的には肩透かし感があるが、人によっては予測のつかない裏切りでとても面白いと思う。私は序盤の『約束のネバーランド』みたいな外部に存在する得体の知れないモノの脅威がもう少し長く保たれることを期待していたのかも。若い頃のホアキンも良い演技だが、『サイン』の役柄が合っていたのでこっちはちょっと好みではなかったかな。
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