真鍋新一

風前の灯の真鍋新一のレビュー・感想・評価

風前の灯(1957年製作の映画)
3.0
よくできた一幕ものの喜劇という感じで気軽に観た。
とはいえそんなに笑えるわけではなくて、牧歌的なドタバタをぼんやりと眺める感じ。シナリオは2、3日で書いたような気軽さがありつつ、序盤の伏線がきちんと終盤に生きてくる、書き方のお手本のような折り目正しさがある。

映像的には佐田啓二がガチ転びするところがよかった。そんでもって、エンディングにちょろっと出てくる(昭和32年頃の)新宿駅前の様子が現在と比べてあんまり違うのでビックリした。駅の前にある交番…つまりあそこは…現在の…LUMINE…🙀
真鍋新一

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