ワン

ドラえもん のび太とふしぎ風使いのワンのレビュー・感想・評価

4.0
生き物のようなつむじ風を拾ったのび太は、それをフー子と名付けて育て始める。次第に大きくなったフー子を存分に遊ばせようと、どこでもドアで未知の大平原へ行くのび太たちだが、そこで風とともに暮らす民族"風の民"と、風の力を悪用する"嵐族"との争いに巻き込まれてしまう。


【劇場版24作目】舞台は風を自由に操る風使いの村。絵の雰囲気が変わった。しずかちゃんが別人みたい。表情や細かい動きがなめらかでドラえもんらしくないけどこれはこれで良い。ファンタジーの世界のためかドラえもんのひみつ道具の影がうすい。

今回はスネ夫の扱いがひどい。なぜそこまでフー子に固執するのが分からない。ジャイアンをブタゴリラ扱いしていていつになく強気。それでもスネ夫の身を心配するジャイアンには感動した。

のび太がフー子を自分の妹のように接するのが微笑ましい。ラストの別れのシーンはとても悲しかった。
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