イペー

ジョンとメリーのイペーのレビュー・感想・評価

ジョンとメリー(1969年製作の映画)
3.6
一晩で終ワンナイトラブ!

人気若手俳優の二人を主演に、24時間で恋に落ちる男女を描いた、都会のラブストーリー。

一夜限りのアバンチュール(古い?)の相手を求める男。友人と一緒にBARへ。
良さそうな女の子を発見。
気付いたら朝チュン(これも古い?)

男はダスティン・ホフマン。
女はミア・ファロー。
マンハッタンを舞台に、一日の間で描かれる、大人の男女の心模様でございます。

恋愛について何か言おうとする度に、周囲から虫ケラを見る様な目で、冷たくあしらわれてきた自分。
本作の様にね、恋に落ちる男女の心の"アヤ"を扱った映画についてね…。

とやかく言えるワケが無いでしょうが‼︎

…スミマセン、取り乱しちゃって。
気を取り直してレビューしますけどね、普通に面白かったです、この映画。

基本は二人の会話でストーリーが進むんですが、お互いの心の声がモノローグ的に挟まってきたり、過去の恋愛体験がフラッシュバックしたり、中々に凝った手法で飽きさせません。

男の方は母子家庭に育ち、強い母親の影響から脱しきれていない潔癖男。
初対面の相手に、過去の男性経験を聞いちゃったりして。…ダメだコイツ。

家事や料理は完ぺきなんですが、デリカシーが無さすぎる。
自分が女性ならイヤだな、この男。

女の方は政治家と不倫してたりとかしてね、ちょっと男性不信になってるけど、根っこでは寂しがり屋なのかな、良く分かりません。女心は難しい。
とりあえず、本作のミア・ファローはとてもチャーミングです。

スタートがカラダの関係、ほんの遊びで終わるハズだった二人。
気まずい空気が流れる中、腹を探り合う様子が、ユーモアを織り交ぜながら続きます。

作品のテンポも良いですし、少しずつ距離が縮まっていく関係性の微妙な変化は、単純に見ていて楽しい。
コンパクトにまとまった恋愛映画として、古さを感じない秀作だと思います。

うーん、でもなあ…。ダスティン・ホフマンの役柄が、やっぱり魅力的には見えないんだよなぁ…。男性目線だからですかね?

結末も気が利いててオシャレですけど…。
やっぱり、あんまり得意なジャンルでは無いですな!

…自分も若い頃は良くあったなあ。
目が覚めたら、横に知らない女の子が寝ててさぁ、そこでもう一度目が覚めてさぁ…
もちろん、横には誰もいないっていう…。