天使のくれた時間の作品情報・感想・評価・動画配信

天使のくれた時間2000年製作の映画)

The Family Man

上映日:2001年04月28日

製作国:

上映時間:125分

3.9

あらすじ

「天使のくれた時間」に投稿された感想・評価

QOne

QOneの感想・評価

4.7
✨2000レビュー目✨

切なさが心のど真ん中を貫くラストが忘れられない。

もしあの時、YESとこたえていたら?

もしあの時、別の選択をしていたら?

今、ふたりはどうなっていたのだろう。

名作「素晴らしき哉、人生!」を大胆にアレンジした作品だけど、私にとっては名作を超えてかなり人生に影響を与えた大切な映画の一本。

ウォール街で成功しフェラーリを乗り回し超高級マンションのペントハウスに住んでいるニコラスケイジが体験するもう一つの世界。

それは13年前に恋人のティアレオーニと結婚しニュージャージー郊外でタイヤのセールスをして2人の子供を養う平凡な生活。

あまりの生活格差に愕然とし、娘にパパではない宇宙人と疑われながら 笑 13年前に置き去りにしていた人を、人生を愛する感情を思い出していく。

そしてティアレオーニが彼の愛を信じた恋人、もう一つの人生では美しく聡明な妻ケイトとして扮しているが最高に素敵だ✨

「私の人生でたしかなものはあなたと子供たちだけ」彼女の迷いのない吐露に人生の根幹が揺らいでいく。

でもこれはもう一つの世界。

途中、ニコラスケイジが自分の知らない、自分たちの結婚式パーティのホームビデオを眺める。

和やかな雰囲気の中、もう1人の知らない自分が皆に囃されて彼女に歌を歌い始める。

♪La La La La La La La La La ~♪means, I love you~♪

最初は笑いながら観ているが、あまりにストレートに愛を捧げる彼の熱唱に、段々と顔つきが変わってくる。2度と来ないかけがえの無い瞬間。幸せの絶頂で破顔する自分。ただ、そこにいる自分は自分では無い。

言葉をなくしたニコラスケイジの表情がたまらなく深く心を揺さぶる。

そして、クライマックスの切ない余韻に人生の限りある時間の切なさと愛おしさを噛みしめる。

この物語は決して社会的成功か家族との幸せかという二律背反を唱える映画では無いと思う。

心の奥底がキューンと締め付けられるような懐かしくて温かい感情を呼び起こし、一度きりの人生で自分が愛する大切な人や好きなことを悔いなく選択することの重みを痛切に感じさせてくれる映画だ。

人生を左右する瞬間は誰にでもある。
私が思い出に残っているものは、

一つは大学受験で失禁した時
※「愛を乞う人」レビュー

一つは新卒内定先から逃げ出したこと
※「バタフライエフェクト」レビュー

一つは会社を辞めて学生に戻ったこと
※「パラサイト」レビュー

どれ一つとして欠けても、今当たり前にいる家族はいません。

この映画は、死ぬ前に湧き上がる感情を、これ無くしてはきっと後悔するという大切な何かを発見するきっかけを与えてくれる。

今週末、東京都の不要不急の外出自粛要請がなされ、明日の仕事を休むことにしました。

会社の複数の部門では既に無給休暇の促進がなされている。

今は先行きの見えない不安に社会全体が包まれて、とてもこの苦境を“天使のくれた時間”と思える人はいないかもしれない。

でも流れていく人生の中で、一度しっかり立ち止まって、今までしてきた選択、これからしていく選択を心静かに考える時期にできるかもしれない。

不安、恐れ、怒り、見栄、恥、常識、人目、思い込み、、一つ一つ自分にまとわりついたものを削ぎ落として最後に残るものは何だろう?

全ての人にとって形は違えど、なんらかの愛。

それが発見できたらほんと生きてるだけで丸もうけ。苦しい時こそ全てはそこから始めたい。

ここ最近は皆様のお力を借りてレビューを積み重ねて来ました。改めて感謝申し上げます。

人生で大切なもの。健康、家族、そして映画と映画を愛する人すべて。今まで以上に大切に惜しみなく楽しんで参ります!

Welcome to earth !

今後ともにどうぞよろしくお願いします✨☺️✨
ケイトが人間として完成されすぎている。
あな

あなの感想・評価

4.2
子役が良すぎる
クリスマスに見たい
cam

camの感想・評価

3.8
もしこっちの人生を選んでいたら!?
と誰もが一度は思ったコトあると思う!
仕事一本でバリバリ働いてキャリアを積んで来た主人公にある日突然もう一つの選ばなかった人生がやってくる!
二つも経験できるなんて羨ましい限り🥺
軽いコメディが入りつつ可愛らしいストーリーになっていました!
Yuta

Yutaの感想・評価

4.3
多忙なビジネスマンが別の人生を生きることで愛の大切さを知るラヴ・メルヘン。監督は「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。脚本はデイヴィッド・ダイアモンドとデイヴィッド・ワイスマン。撮影は「ワンダー・ボーイズ」のダンテ・スピノッティ。音楽は「プルーフ・オブ・ライフ」のダニー・エルフマン。衣裳は「あの頃ペニー・レインと」のベッツィ・ハイマン。出演は「60セカンズ」のニコラス・ケイジ、「ディープ・インパクト」のティア・レオーニ、「ミッション・トゥ・マーズ」のドン・チードル、「ベリー・バッド・ウェディング」のジェレミー・ピヴェンほか。
ayaka

ayakaの感想・評価

4.5
奥さんが何より自然で素敵。
こな

こなの感想・評価

3.8
クリスマスになったらまた見たい
ema

emaの感想・評価

4.0
「一瞬のきらめき」は本作のテーマの一つだ。
きらめきにだって色々ある。一巡目(という言い方が正しいかはわからないけど)の金持ちジャックにも、その人生にしかないきらめきの瞬間はきっとあったことだろう。きらめきは永遠に続きはしないが、一瞬のきらめきの中で得た真実を注意深く大切にしていれば、愛にしろ仕事にしろ、人は幸せになれるのだと思う。

そして、ジャックは天使の時間の中で、他でもないケイトとの間にそれを見た。13年前の空港でケイトが既に見ていたように。タイミングとは甘美であると共に残酷でもあるのだと思わずにはいられない。おそらく天使の時間の中での(金持ちジャックが訪れる前の)夫婦は、幸福にも13年前の同じタイミングで同じ真実を感じ、それを守り続けてきたのだろう。

夫婦が重ねてきた歴史は愛の形としてあんまりにもきれいで、ビデオのシーンでは思わず泣いてしまった。あれはこの世に二つとない奇跡だと思う。ほんの少しでも何かが違えば別物になってしまうような、そんな種類の。
もう戻れない時間、永遠に手に入らない時間。そんなジャックの視点で見るからこそ、あの郊外での暮らしの尊さに痛いほど気付かされてしまう。

この作品の素晴らしい点は他にもあるのだけれど、愛を中心に人生を歩む夫婦の、歴史と生活に具体性を持たせて(歌のビデオ、チョコレートケーキ、お決まりの言葉、結婚記念日...etc)描いてくれたところが個人的には一番よかった。

ラストの先で二人がどのようになるかは分からないが、一人の男が、ある奇跡の中で新たな真実を胸に宿したというそのところだけでも、十分に人生は素晴らしいと思わせてくれる作品だった。


(以下ネタバレ)
心に残った台詞は空港でのジャックの言葉。
「君は僕よりいい人間だ。おかげで僕までいい人間になれる」
二巡目の彼が言うからこそ胸に迫る台詞だった。
papua

papuaの感想・評価

3.0
あらすじ

空港で研修のためにロンドンに行くジャックを止めるケイト。しかし彼女の願いは叶わず、恋人だった2人は別れることに。

13年後、ジャックはウォール街で成功を収め、独身生活を満喫していた。
クリスマスイブ、仕事を終えたジャックはスーパーに行くが、そこで黒人と店員のクジ絡みのトラブルに遭遇。
黒人が銃を出す騒ぎになるが、なんとかその場を収め、帰り際に黒人を諭すジャック。

黒人はジャックの言葉を聞いて「これから起きることはあんたが招いたことだ」と言ってその場を去った。

疲れて家で休んだジャックが目を覚ますと、同じベッドにはケイト…そして子どもが2人…。

ジャックはケイトを選んだ人生の延長上の世界へ迷い込んでしまったのだった…

というお話。


もしあのとき〜していればという映画で、邦題の通り、黒人の天使が主人公のジャックに時間を与えるお話です。

天使が与えたのは愛のある人生、つまりケイトと結婚した場合の人生なんですが、違う世界線へ行っても13年という時間は流れているので、愛を選んだ生活にジャックは馴染めないし、彼を知る人たちからは変な奴という目で見られます。

要するにお金大好きジャックと愛を選んだジャックのギャップを楽しむお話なんです。

でもね、お金大好きジャックの立ち回りがどうにもこうにも下手というか、要領が悪いというか、イライラします。

そんなイライラを娘のアニーがおさめてくれます。とにかくこのアニーが癒しです。

そんなこんなで、最終的にジャックはどちらの人生を選ぶのか???

ってことになるんですけど、こういった場合の答えはわかりきってますよね。

ま、それでもジャックが元の世界線に戻るのがこの映画のいいところで、彼はもう一踏ん張りしなきゃいけないエンディングはよかったです。

にしても究極の選択で金か愛かの2択ってのは、ちょっと古典過ぎるかなぁ。
そこまで大金持ちになっていなくても、ここまで優秀ならもっと立ち回れるはずじゃ?と思わずにいられません。

ということで、ツッコミどころも少なくないですし、言いたいことは尽きないのですが、なんだかんだほっこりしてしまう映画なので、未見の方には是非ご覧いただきたい一本です。
Koushi

Koushiの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

だいぶと辛かった映画、、、

伝えることで後々全てが変わってくる
仕事か愛かを選ぶのも実は難しい選択

一瞬の勇気、一生の後悔。。。
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