たらこパスタ

灰とダイヤモンドのたらこパスタのレビュー・感想・評価

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)
5.0
ダンスホールを眺めるクリスティーナさん、逃げた先の墓地(?)、けたたましい花火のタイミング、白いシーツ、ゴミ山......状況、構図共にびっくりするくらい前のめりになってしまう瞬間が出し惜しみなく突然やってきて観ていてあっという間でした。状況の写し方がどれも好きだった、音楽も洒落ていました!
空間のザラつきも短いタバコもサングラスも初めて恋を知った彼もなんか全部好みだった。マチェクのぎらつく生命力と後悔や割り切れなさを抱えてふらつく様子にどれも説得力があり魅力的だと思いました。
たらこパスタ

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