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雷桜のマッサージ屋のレビュー・感想・評価

雷桜(2010年製作の映画)
3.0
徳川家に生まれるも精神的な病を患う斉道(岡田将生)は家臣の瀬田助次郎(小出恵介)の故郷である瀬田村に療養で向かった。
瀬田村には天狗がいるという噂があり、興味を持った斉道は山の中に入った。
そこで理衛門(時任三郎)に山中で育てられた雷(蒼井優)と出会う。
実は雷は瀬田家からかつて村の争いから理衛門にさらわれた赤ん坊だったのだ。
斉道と雷は恋に落ちるも、斉道は父親である徳川家斉(坂東三津五郎)から紀州藩主になる事を言い渡された。
それは今生の別れを意味し・・・。

劇場公演時以来、久しぶりの鑑賞です。
身分の違う者同士の恋愛モノ。
岡田将生演じる徳川斉道は実際にモデルになった将軍がいるらしい。

将軍ともとは普通の村民とはいえ山賊みたいな娘の恋愛という恐ろしく身分が違うわけです。
そんな自由奔放な様に将軍は惚れてしまうわけですね。

でも藩主として生きなければならない斉道は紀州に向かう事を決意するわけですが…
蒼井優演じる遊の行動がカッコイイといえばカッコイイ。
男より女性の方が強いという現代にはピッタリな行動じゃないですかね(笑)

しかしインパクトというところで薄いんだろうなと思う。
特に印象的なシーンは無いもんなぁ。
なんせそんなに昔でもない前に見たのにほぼ記憶から消えてるし(笑)
悪くはない恋愛時代劇なんですけどね。