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蒲田行進曲のjiyoのレビュー・感想・評価

蒲田行進曲(1982年製作の映画)
4.5
劇、劇中劇そして素晴らしい挿入歌が織り混ざって凄く厚みがあり、テンポ感が物凄く良い面白い映画だった。

小夏に見合う男になるべく奮闘しているシーンのテンポ感がすごく好きで、友情出演の真田広之さんのアクションがとてもカッコ良かった。あの数十秒だけで心掴まれた。
その奮闘シーンでヤスが男としてどんどんかっこよくなっていっていたのに、いつの間にかフリ通りにクズ男と化していった。と思いきや最後はカッコ良い男で終わる。完全にヤスにやられた。

仁義なき戦い以来の深作作品だった。こんなにもハートフルででも深作作品らしい迫力さもあり、エンタメとして凄い作品だ。そして、別の方がコメントで言っているが、女性の撮り方が上手い。
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