キャサリン子

蒲田行進曲のキャサリン子のネタバレレビュー・内容・結末

蒲田行進曲(1982年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

舞台は時代劇のメッカ、京都撮影所。
大スター銀ちゃんと、銀ちゃんの付き人で銀ちゃんに憧れる大部屋俳優のヤス、二人の男の間で揺れ動く元人気女優の小夏。
この三人の人間関係を軸に、撮影所の舞台裏を織り交ぜて描いた人情喜劇。


かなり前にさりちゃんに勧めてもらったやつ☆
GYAOで無料配信していたので、観てみました!

面白かった〜!!
風間杜夫、サイッコー😂✨
ナルシストで浮気症で自己中で、ほんと酷い男なんだけれど、なぜか憎めない😂
子どもがそのまま大人になったみたいなピュアな感じがするからかなぁ。

平田満演じるヤスは、最初は良い人だと思ったけれど、途中で一瞬大嫌いになりました。
その理由はネタバレになるので書けませんが、ほんとサイテー。
情けないったらありゃしない。高倉健さんの爪の垢でも煎じて飲んでごらんよ💢と言いたくなった😡

松坂慶子さん演じる小夏は、いいオンナだったなぁ〜。
修羅場のシーンはまるで演歌の世界みたいで呆れたけど、耐え忍ぶ一途な妻という感じが昭和感満載で良い。
けど、この辺の共感度は世代によって大きく変わりそう。
きっと今の若い子達は、「ヤスみたいな男、絶対イヤ!!」って言うだろうし、小夏の涙にも「○○されてもそれでもアンタのそばにいたい!って…小夏はバカなの?てかこんな男ヤメロ」って思うだろうな。
若者世代だけでスコア付けたら、きっともっと評価が低めに出るんじゃないでしょうか。わかりませんけど。


それにしても、風間杜夫て昔からすごく
良い俳優だったんですねぇ。
皆さん仰るように、風間杜夫といえば銀ちゃん!ってくらい、めちゃくちゃ光ってました。
益々ファンになってしまったよ😂

ゴリ押ししてくれたさりちゃん、どうもありがとう!
階段落ちのシーンは、なぜか泣けてしまったわ〜😭✨
キャサリン子

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