よーだ育休準備中

ワイルド・スピードのよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)
2.5
日本から輸入される高額電子機器を載せたトラックが、改造車の集団に襲撃される事件が相次いで発生。改造車で夜な夜なストリートレースに明け暮れる不良集団に目星をつけたLAPDは、囮捜査官を派遣する。


◆小皺が増えた気がする。

〝三十路だから〟とか、そう言うことじゃなくて。あんまり好きじゃないんだよなぁ、こういうパラリラ系。

好きな事に熱くなるのはいいと思う。
仲間を大切にする事も大事だと思う。
気になる可愛いあの子を取り合って、
喧嘩でもなんでもすればいいと思う。

なんだけど、大勢で群れて爆音かましている様子には自然と眉間に皺が寄ってしまうし、改造車を賭けてレースに挑む様子は〝幼稚だなぁ〟と思ってしまう。小学生がトレーディングカードと命を賭けてワイワイしているのと何ら遜色ない気がする。こういう類の浪漫や価値観は、残念ながら理解できない。


◆西洋かぶれなんです。

自覚しています。朝ごはんは白米とお味噌汁よりも、パンとかシリアルが好きなんです。魚よりもお肉が好きだし、丸亀製麺よりもマクドナルドに惹かれがちです。(お陰でウェイトは右肩上がり…)

車についても同じで、国産車よりも外車(欧州車)の方がカッコいいなぁと思ってしまいます。営業時代、平日ずーっと社用車を運転していると、休日マイカーを運転した時にウィンカーとワイパーを間違えちゃったり。燃費が悪かったり(単に古いからかも)、車検が高かったり(単に古ry)するけど、やっぱり外車がカッコいい。

ガチガチに改造した日本車がバンバンでてきましたけど、そこまで車種に詳しいわけでは無いですし、F1もミハエル・シューマッハとかアイルトン・セナの名前を辛うじて知っているくらいなので、レースにもカスタムにもそこまでの興味が湧きませんでした。


◆ヴィジュアルは良いです。

イケメン潜入捜査官役にPaul Walker
荒くれ集団の頼れる兄貴にVin Diesel
Michelle RodriguezとJordana Brewsterのダブルヒロインが起用されていて、メインキャストは華がありました。この四人がポスターにどーん!といたら迫力あるよなぁ。

部外者だったBrian(P.Walker)が信用を勝ち取っていく様子とか、友情と職務の間で揺れる葛藤とか、目玉のレースシーンの迫力とか、押さえる所は押さえて、多少強引に小綺麗にまとめた感はあったものの、良かったです。ただ、ラストシーンは友情というよりも同情に見えてしまい、作品全体の薄っぺらさを助長する様でした。


名前は聞いたことあったけど、シリーズ作品数が多くて、順番もよくわからなくて、とっつきにくい雰囲気だったワイスピ。午後ローの四週連続企画に乗っかってみたけど、車が出てくるアクション作品だったらトランスポーターの方が好きかなぁ。