村井優一郎

東京暮色の村井優一郎のネタバレレビュー・内容・結末

東京暮色(1957年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

いつものふんわりムードな感じじゃなくて、設定が冬だったり夜のシーン多めだったり、ライティングもいつもとは違う影を強く出すように作ってて、小津安二郎って悲しい話書くときにこんなにあからさまな演出するんだって思った。でもそのライティングがわりと好きだった。
この映画ってものすごく現実的な感じがする。どんなに悲しくても人生は続いていくよねっていう。割と悲しいシーンでもいつもの小津映画でかかってるような軽快な音楽がかかってるし、最後のシーンでお父さんが最初のシーンと同じ生活に戻る感じもこれが現実だなーって。身内が死んでも意外に学校に行ったり仕事してたりするもの。でもそれってなんだか悲しいよねっていうメッセージだったのかな?とも思います。
はじめてちゃんと?人妻してる原節子だったけどめっちゃ美しいっすね…なんか今までにはない官能的な感じがした。