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東京暮色のhepcatのレビュー・感想・評価

東京暮色(1957年製作の映画)
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ああやっぱり味わい深いな小津の作品は
やっぱり日本だな家族だなってしみじみ思った
まさにまほろばですね。

ただ内容は闇だよ
有馬稲子が泣く、川原で一人で、喫茶店で一人で、布団で一人で
母親がおらず妊娠して、自分はいったいなんなのか考える
最後のあきちゃん、、、

有馬さん可愛いすぎる
下北沢にいそうなオン眉の髪型
コートも可愛くていつもまちこ巻きをしている

杉村春子が下世話な話してる時に、店員が来た時に白々しい表情とか
この頃から近頃の若者はって使われてたんだね

一杯つけてよ山田五十鈴が酒を飲んでる時の哀愁がまた素晴らしい

小津作品観ると家族が恋しくなるね。。。
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