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ブリューゲルの動く絵のarchのレビュー・感想・評価

ブリューゲルの動く絵(2011年製作の映画)
2.5
「ゴルゴダの丘への行進」を動かし、新たな芸術体験に挑んだ作品。
絵に音と動きを与え、台詞は作者のブリューゲルのみで絵について語らせるという構成は中々に面白かった。
しかしながら、CGの違和感と演者の下手な演技がどうしても没入感の阻害になっており、この試みは失敗といえるだろう。
アニメーションやCGを全く使わないなどの手法で徹底すれば絵に命を与えるという未だかつて無いイマジネーションに富んだ作品になったかもしれない。
最後ウィーンの美術館に引いていくのは素晴らしい采配
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