らんらん

二人だけの橋のらんらんのレビュー・感想・評価

二人だけの橋(1958年製作の映画)
3.5
久保明&水野久美主演の青春映画

とある橋の上で知り合った二人はお互いに惹かれ合い、仕事の帰りはその橋で待ち合わせることにしたのだが
仕事や家の事情などが重なりなかなか会うことができない
そこで橋のある場所に手紙を置いて交換し合うことにする

ってお話w 最初から最後まで全然たいしたことは起きません
仕事が見つからないよー、見つかったけど仕事は辛いし給料も安いし残業ばっかりだし日曜は休めないしー、さらにはお母さんが病気だし、自分も胸を患ってることが判明するしー
みたいな現実が次々とやって来て、それでも頑張ろうって映画

久保明と水野久美のピュアさが良かった
水野久美の東宝でのデビュー作みたい(前年松竹でデビュー)
後年のマタンゴとかの気の強そうなイメージとは正反対の地味風だけどかわいらしくてけなげな女の子の役

その他の出演者
久保明の母親で飯田蝶子、兄で千秋実、兄嫁で中北千枝子
水野久美の母親で浦辺粂子
久保明の仕事場の上司で加東大介、三井弘次

まとめ!
特に何があるってストーリーでもなく、出演者にしても特に見所があるわけでもない、マイナーな映画の一つって感じだけどつまらなくはなかった、結局何もないんだけどw何か起こりそうな緊張感みたいなのが飽きさせない
そしてデビュー当初の純な水野久美が見られたことが収穫
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