久々にみたので緋牡丹博徒内での評価の差は主観と一致してないかもしれないが、超よかった。大人数で奇抜で正確なアングルで捉える加藤泰も、ほんとにほんとに藤純子大好き。
鶴田浩二の死を知らされる所の黒々…
本日の巣ごもり鑑賞。
緋牡丹博徒・お竜さんシリーズの鑑賞を再開、シリーズ第7作。
陸軍と、軍と組んだ軍用工場、利権に擦り寄る任侠に緋牡丹のお竜が立ち上がるのだけれど、軍や工場に纏わる公害問題など、少…
上州の風に
舞い散る緋牡丹の
華一輪…
命を賭けて民を
守らんとする男の
狭義に惚れたお竜の
正義の刃が光る…
「緋牡丹博徒 お命戴きます」
藤純子主演、東映任侠路線の緋牡丹博徒シリーズの第七…
任侠映画というか政治映画という感じがした。笑
戦後の公害の問題をタイムリーに取り入れているということなのかな。
ワンカットの引き画で見せるショットが緊張感あってちゃんと見られて熱かった!
(翁と見…
親分の棺の前に集まった子分らが復讐について揉めに揉めて、お竜が仲裁に入るまでのローポジフィックス長回し。そしてカメラはそのままに、レンブラントの夜警よろしく周囲は暗く、藤純子だけにスポットライトが当…
>>続きを読む笠の切れ目から覗く藤純子の片眼のエロス(『映画の神話学』)と対をなすのは明らかに、両眼を見開いたままフレームの外へ沈んでいく鶴田浩二のタナトス。メインタイトルといいクレジットといいスーパーといい、出…
>>続きを読むめっちゃカタルシス全開の展開が王道で面白い。早くに退場する鶴田浩二をめぐっての駆け引き、そこから葬式での殺戮に。クライマックスの対峙、藤純子の上に轟く雷は、作られたモノだが、『沓掛時次郎 遊侠一匹』…
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