美しき冒険?
タイトルがしっくりこない
冒険っていうかサバイバル
リッチなおうちの家族(父と子)が砂漠へピクニック♪と思いきや突如として一家心中を試みる父(謎)←これは何かの象徴?
砂漠へ放り出された姉弟はさまよい歩き続け…そこにウォークアバウト中のアボリジニの青年が通りかかる…
私はこの映画とても好き
2回連続で観たし、何年か後にまた観るかも
たしかに冒頭は「えっ?!笑」ってなるけどどんどん見入ってしまった
グロが苦手なわたしでもなぜか見れた
文明社会批判の映画とのレビューが多いがそれは違うんじゃないかな
"私の心に 遥か遠い国から 殺す風がふく あの青い丘は?塔は? あの農地はなんだ"
「もう、戻れないんだよね私たち」「ほら、こんなに美しかったのにね」って言われてる気がした
人間は脳を発達させる代わりに大切なものをどんどん落とし、忘れ去ってしまったのだろうな これは郷愁の映画
だからって、今の生き方はもうどうしょうもない、だって人間は全体で変化し続けている たぶん滅亡に向かって
(アボリジニの青年の失恋のくだり、うわーーーってめちゃ心に刺さって血出たけど、冷静に考えると、私でもああいう対応しただろうなって。 もう戻れない、戻れないんだよ)