やま

美しき冒険旅行のやまのレビュー・感想・評価

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)
3.7
砂漠、殺風景な場所をひたすら姉と弟が彷徨う。そんな変わった映画。

冒頭がかなり衝撃的。アスファルトの壁、謎の展開からの父が子供二人を連れ砂漠に行く。そして父が狂乱し子供達を銃で撃ち始める。そして車の大爆発とともに死ぬ。
そんな訳のわからない冒頭から始まる。

ストーリーなんてものはなく。水もない砂漠をひたすら高校生の姉と小学生くらいの弟が街に向かって歩く。砂漠にはウジ虫のたかるどうぶつの死骸。希望のオアシス。
ただただ、自然と動物を楽しむ映画。

謎の黒人が出てからの展開もあるが特にない。3人で遊んだりだとか、黒人が発情してたりだとか。
綺麗な池?で泳ぐ彼女の姿はかなり綺麗だった。全裸で泳いでるんだけどエロさとかない。自然の一部。見惚れるばかり。彼女の泳ぐ姿が一番この映画で魅力的だったと思う。

オーストラリアの広大な自然を楽しむ。汚いものも、綺麗なものもありのままの自然を映し出したそんな映画です。面白くはないけれど記憶に残る映像ばかりだった。
やま

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