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たそがれ清兵衛のwgsのレビュー・感想・評価

たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)
3.7
恥ずかしながら藤沢周平先生のことも知らず
母に山形なんだねと話すと「そんなことも知らなかったの?笑」と咄嗟に本棚から先生の本を見せられた。ふむ、いずれ読みたい。

本編の内容は、先が読めるが、とにかく
真田広之がカッコいいのなんの。
展開に予想がつく上に激しい殺陣は無く、
静かに時間が流れる。そこが美しい。

木の棒を持ち草履を脱ぎ構える姿に
男の戦いを垣間見た気がした。
「ながら見すればいいや」と思っていたが
巻き戻してもう一度最初からきちんと観てしまった。

清兵衛が穴の空いた足袋を咄嗟にしまって
額の汗を拭くまでに足袋を二度出す仕草にも惹かれる。

色んなことを考えさせられたが
幸せに暮らせていたならそれが一番。
時代劇は殆ど観ないがこれを機に色々と観てみたいと思った。
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