このレビューはネタバレを含みます
「学問は何の役に立つのですか?」
清兵衛の娘の何気ない一言が妙に印象深かったです。
この映画では、貧困(飢餓、充分な医療を受けられない)、あっけない命のやり取りや、あまり人権を感じられない生物としての人間の暮らしが描かれています。
近代化していくにつれて、こういうことを防ぐために、人間はあらゆる有能な頭脳を活用して、色んなシステムを作り上げてきたはずなのに、何故か幸福度が上がらないというジレンマに陥っている気がします。
う〜ん…やはり分かりません。
庶民にとって、勉強は一体何の役に立つのでしょうか。。
私は色んな意味で生物としての機能を失っているような気がしてなりません。
…心の重力が凄いので、しばらく明るい作品で元気になりたいです‼︎