げんき

黒い家のげんきのネタバレレビュー・内容・結末

黒い家(1999年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

OPがカッコいい

森田芳光の間延びした感じはコメディのほうがあっているだろうな。登場人物みんなが小声でささやくように話す。ゆったり展開していく話に僅かながらイライラし、途中で見るのを辞めた。数日空けて見直したけど、やっぱり同じ印象。
西村雅彦の雰囲気が不気味さと大竹しのぶの徹底的な無愛想さ。
家やガスタンクが暗闇に浮かび上がるところや、人物の影、包丁に映る人、ボウリング玉から流れる血、前後0.5秒くらいを被せた編集、同じシーンの別アングルを一瞬挟む、めまいショットによる不安感など現実ではありえない映画っぽい演出を感じる。
ショッキングな画の出し方。前振りなくいきなり見せる前半と、勿体ぶって焦らして見せる後半。もう一つ、「ここで見せないんかい」とツッコみたくなる、あえて見せていないシーン。
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