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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のsingerのレビュー・感想・評価

2.7
実は言うと、「エヴァ」をちゃんと観るのは、初めて。
でも、碇シンジも、綾波レイも、アスカも、ミサトさんも、エヴァ初号機も、使徒も、セカンドインパクトも、「残酷な天使のテーゼ」も、
みーんな、なんとなく知っているっていう位だから、
1995年TV放送開始から、色んな所で、無意識に目にして、耳にしてきた時代を象徴するアニメ作品だなぁと思っていて。

元々、少年時代は、アニメと漫画が大好きだったし、嫌いではなかった。
でも、90年代当時は、それよりも洋画や洋楽に、趣向が傾倒してた事もあったし、
なんか碇シンジのナヨナヨしたキャラクターに共感し辛かったのかなぁと思うトコもあり。
加えて、天邪鬼なんで、流行っていると知ったところで、然程、興味を惹かれる事もなく。

でも、唯一、ちょっと観てみようかなぁと思って、旧劇場版をWOWOWで観ようと試みてみたんですが、この作品から見始めるのは大分、場違い感があり過ぎて、殆ど何も理解できないまま、今に至ったという次第です。

そして、今回、新劇場版がいよいよ完結するというタイミングで、
ここを逃したら、一生、見なさそうな気がしたので、この機会に観てみました。
「シン・ゴジラ」も面白かったし、「シン・ウルトラマン」も楽しみにしているし、
今なら庵野秀明監督と、ちょっとはシンクロ出来るんじゃないかなぁと思って。

で、観終わった結果ですが、
自分が完膚なきまでに叩きのめされた、旧劇場版に比べると、随分と見やすくなっているなぁと思ったし、何よりなんとなく身につけてた知識で、すんなりとストーリーに入ってけたので、割と楽しんで観る事が出来たと思います。
でも、やっぱり碇シンジの煮え切らなさに、途中、イライラさせられつつも、
続きが気になるなぁと思ったので、このまま、2作目も観てみたいなぁと思いました。
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