Amon

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序のAmonのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

〜紀元前40億年〜
地球に巨大隕石衝突 → 砕け散った隕石のかけらが後の南極大陸に落下。
かけらの名は「白き月」。
白き月の中身は 「アダム」「ロンギヌスの槍」「裏死海文書」。
何十mもある生命体 アダムは十数体の「使徒」を生み出し 地球全体へ飛ばした。

再び巨大隕石が地球へ衝突。「ファーストインパクト」と呼ばれ、この衝撃により使徒は一時眠りにつく。
隕石はかけらを残し 宇宙へ飛んで行った。隕石本体は 月 となり、かけらは後の日本へ落下。
かけらの名は「黒き月」。
黒き月の中身は「リリス」という生命体で、リリスが分泌する「LCL」という命の源により地球には生命が誕生した。

〜20世紀〜
世界を裏から支配している組織「ゼーレ」が裏死海文書を発掘。
そこにはアダムやロンギヌスの槍の運用方法が記載されてあった。
また 使徒がいずれ目覚めてアダムと接触すると再びインパクトが生じて 人類滅亡の危機になると知る。

人類は 南極大陸の探査により初めてアダムと遭遇。
アダムを使徒から隠そうと考えたゼーレは、元の状態(卵)に戻すためロンギヌスの槍や人の遺伝子を使って 試みるが、その実験が引き金となり2000年「セカンドインパクト」が起こる。これにより人類は半分が滅亡。
南極大陸は壊滅し、世界の海面水位も上昇する。

アダムは「肉片」と「魂」が バラバラに。
回収された魂には人間の体が与えられ「渚カオル」となった。肉片は スパイ活動をしていた「加持リョウジ」が ゼーレから手に入れ 「碇ゲンドウ」に横流し。碇ゲンドウの右手に移植されている。

〜ゲンドウの過去〜
1999年 六分儀ゲンドウはゼーレに近づくため 「碇ユイ」(ゼーレの科学者)と計画結婚し その間に産まれたのが「碇シンジ」。
ゼーレはこの時期、日本 箱根に黒き月、リリスを発見する。
アダムを失った使徒は いずれアダムと似たリリスを求めて来襲すると考え、箱根を要塞化し 使徒を迎え撃つため「第3新東京市」が建設される。
その地下に「NERV」を設立。

〜21世紀〜
使徒に対抗すべく アダムをコピーした「エヴァンゲリオン」を作る計画が始まる。
同時期に もう一つの特別なエヴァンゲリオン、リリスのコピー「エヴァ初号機」も作成される。
この計画を担当していた碇ユイは自ら 初号機に乗り込み実験に参加するが、失敗し初号機に魂もろとも取り込まれてしまう。

ゲンドウは再びユイに会う為、その直後「人類補完計画」を立案。
アダム、リリス、ロンギヌスの槍を使い「サードインパクト」を発生させ、人類を皆LCLに還元。体から分離した魂をリリスにまとめて新たな生命体として進化する計画である。

またゲンドウは ユイの遺伝子からクローン人間「綾波レイ」を作る。
綾波レイの中には 何らかの手段で取り出されたリリスの魂も宿っている。

こうして第3新東京市も完成し、黒き月の上にNERV本部を構えている。
そして...使徒の襲来が、始まる。
Amon

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