とまぴゅー

太陽と月に背いてのとまぴゅーのレビュー・感想・評価

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)
3.5
フランスの詩人、ヴェルレーヌとランボーのソドミーな関係。
ディカプリオ演じるランボーの若い才能と肉体に溺れる、時代に取り残されたくたびれたおっさんのヴェルレーヌ。若くて美人な奥さんがいながら美青年にゾッコンになり、あっちふらふらこっちふらふらするDVダメオヤジっぷりには結構腹が立った。
この時のディカプリオは本っ当に文句なしの美青年!やることがめちゃくちゃでおかしいのに、不思議と許せるというか、そこも魅力的。
2時間近く怠惰で退廃的な生活をダラダラ見せられるから途中で飽きてくる。それでも最後のシーンが胸にきたからちゃんと見て良かった。うまく説明できないけどジーンとくる。