「トイ・ストーリー」は１より２の方が個人的には好き（さらに３はこの２より大好き）。
というのも、ウッディやバズ以外に、ポテトヘッド、ハム、レックス、スリンキーといった魅力的な脇役キャラの見せ場があるから。
ポテトヘッドの「よーし！怒った目玉の登場だ！」の台詞に、ひっくり返って笑った記憶がある。
名古屋章、やっぱりいい味出してるんだよね。つくづく３が出来る前に亡くなってしまったのが惜しいです。
これ以外にも本作はパロディありドタバタあり活劇ありで、まさにオモチャ箱のような作品。
ジェシーを救うため、ブルズアイに乗って駆けつけるあのウッディのカッコよさ（疾走感あふれるBGMが最高！）なんてもうタマラナイ！
一作目でほんのワンシーンだけ登場した「アルのトイ・バーン」が本作の舞台になっている。
希少価値のあるオモチャだったウッディがオモチャ屋のアルに誘拐されるが、前作と違って、バズよりもウッディの方が価値の高い存在になっているのが面白かった。
また、新キャラクターのジェシー、ブルズアイもよく、特にジェシーが持ち主の女の子に捨てられてしまう場面は、具体的に台詞で説明せずに映像イメージを繋ぎあわせたものだけど、かえって胸つまされる。
■映画DATA==========================
監督：ジョン・ラセター
脚本：アンドリュー・スタントン／リタ・シャオ／ダグ・チャンバーリンほか
製作：ヘレン・プロトキン／カレン・ロバート・ジャクソン
音楽：ランディ・ニューマン
撮影： シャロン・キャラハン
公開：1999年11月24日（米）／2000年3月11日（日）
