ドブさらい亭ヘドロ

この子の七つのお祝にのドブさらい亭ヘドロのレビュー・感想・評価

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
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ストーリーに矛盾点は沢山あるけど、きちんと2時間魅せて貰えるのはさすが増村監督ですねと個人的には思いました
犯人はすぐ誰か分かるんですが、実は実行犯は誰かかは意外とどうでもいいっていう話の展開がいいなぁと思いました
岩下志麻さんの演技がめちゃクセがあるのは増村監督の演出のせいか、設定上、岸田今日子さんの娘の役のせいか、めちゃ気になる点は人によってはえーって感じでしょうが、僕はそこも含めて楽しんじゃいました
ピンポイントで出てくる坂上二郎さんの演技が上手くて素晴らしいなぁと思っちゃいました
大野雄二さんの音楽が「犬神家の一族」を彷彿、というかそういう依頼だったんでしょうが、角川イズムを感じました