ワルキューリ

この子の七つのお祝にのワルキューリのレビュー・感想・評価

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)
4.0
第一回横溝正史ミステリー大賞受賞作を原作にしたサスペンスミステリー。
強烈な原作の世界観を反映した生々しい画、特に鮮やかな紅=生と愛、ほの暗い闇=死と憎悪の対比が際立つ。
根津甚八より芦田伸介の背負った重みのほうがズシンとくる。そして明かされる驚愕の真相、これを知ったとき改めて初めに見た場面の意味は180度大回転!
ただひとつ、あのセーラー服は無理が(ここで文字は途切れている。そこには血痕が残っていた