旅らくだ

蜘蛛の巣の旅らくだのレビュー・感想・評価

蜘蛛の巣(1955年製作の映画)
4.0
"座ること"が主題のメロドラマ。精神病院院長(ウィドマーク)は家族を蔑ろに、患者に付きっ切り(娘の将来の夢は"患者"…)。夫婦仲は致命的で、終始動き回る彼が腰を下ろすのは不倫相手(バコール)の前だけだ(何と手製の椅子)。映画は彼が妻(グロリア・グレアム)と"座ること"ができるかを皮肉を効かせながら描く。出演陣が超豪華&皆ヒステリック(リリアン・ギッシュまで!)。
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