2017/2/3鑑賞(鑑賞メーターより転載)
当時人気絶頂の南野陽子が出ていた事だけが記憶にあった。漫画の評価は高くてもさすがにアイドル映画だとなあ...とタカをくくっていたが、お転婆な主人公がそのスタイルを崩さぬまま進んでいく前半の恋愛模様、そして忍が行方知れずになってから静かに進む後半とで2本分楽しめるような、思っていたよりずっと「観られる」作品だった。ローマの風呂職人になる前はロシア人だったのかwと今振り返ると面白い阿部寛の熱演、そしてどこをどう見ても可愛い以外の形容が思いつかない南野陽子の可憐さなど含め、観る価値は十分にあったと思える。