ヴレア

ゴースト・ドッグのヴレアのレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
2.6
黒人の殺し屋が武士道精神を重んじているという設定の面白さで見切り発車している感が否めない。
言うほど武士道精神を感じなかったし、そもそも何故武士道を習ったのかというきっかけや、殺し屋になった経緯なども語られない為にキャラクターの肉付けが甘く、そこまで入り込めない。
また、ジャケット写真にあるような刀で闘う場面が無いというのもマイナスポイント。
ジャームッシュにしてはエンタメ性は高く、敵のマフィアの軽妙さとかもあってそこまでシリアスさは無く、気軽に見る分にはいいと思ったが、見終わって何も心に残るものはなかった。
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