スローモーション男

ゴースト・ドッグのスローモーション男のレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
4.2
 ジムジャームッシュ作品では異色のマフィアサムライ映画。

武士道を守る殺し屋ゴーストドッグの日常と殺しの物語。

強面のフォレストウィテカーがめっちゃ人を殺すのかと思いきや、突然日常の生活が描かれたり、笑えるシーンもありました。

公園で少女と戯れるシーンは「パターソン」に似てる。
と言いつつもアクションは素晴らしいです。最近、ジャンル映画を撮り始めたジャームッシュが最初の頃に撮った真っ当なマフィア映画だと感じました。

特に武士道の掟を言うのは日本人として嬉しいです!
ただ銃より刀で戦ってほしいとこもありました。
日本の時代劇っぽい流れで良かったです。